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[plamo:18782] Re: インストール時のIDE HDDの認識
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From:smt 管理係 齋藤 哲
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Date:Wed, 7 May 2003 22:02:31 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:18782] Re: インストール時のIDE HDDの認識
- From: smt 管理係 齋藤 哲<tetsu@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 7 May 2003 22:02:27 +0900
齋藤哲です。
> > RAID な HDD はデバイスとしてどういう風に見えるのでせう?
> (中略)
> > こういうチェックになっているので,デバイスのメジャー番号がこれら(3, 8,
> > 11, 22, 23, 56)以外だと認識されないように思います.
>
> PromiseチップのオンボードなMBで、オンボードのIDE1とIDE2が
> RAIDになっており、IDE3とIDE4が通常のIDEです。
> 今は、IDE1とIDE2にそれぞれHDDがMasterで繋いであり、
> IDE3にMasterでCD-ROMドライブが繋いであります。
ボードにシルクスクリーンにて記載されているIDEの番号と、
システムの論理番号は異なるのでご注意ください。
M/B <->Logical
IDE1<->ide2(Promise onboard IDE) ...緑色でしたっけ?
IDE2<->ide3(Promise onboard IDE) ...緑色でしたっけ?
IDE3<->ide0(standard onboard IDE)
IDE4<->ide1(standard onboard IDE)
以降私はLogicalにてIDE番号を表現します。
ide0,ide1はごく普通のIDEなので、そのまま使えますが、
UltraATA100でしか使用できないと思います。
Promise IDE ATA133 をRAID無効化して使うには、いくつか手順があります。
#通常ですと、PromiseBIOSでビルドした擬似クラスタ構成となり、
#通常のIDEコントローラでは、MBR(最初の512bytes)以外にアクセスできません。
#0-445:BootstrapLoder,446-509:Partition0-3Table,510-511:BootSignature
#デフォルトブートだと、パーティション参照時の参照先が、
#PromiseコントローラへAliasが張られると思います。
簡易FDLinuxなどでブートして、
less /proc/pci
を実行して、Promiseの本当のIRQ及び、IOAddressを取得する必要があります。
ここで、取得した値を指定して起動すると、
Real IDE(ATA133)となります。
liloですと、append行に、
append="ide2=XxXXXX,XxXXXX,XX ide3=XxXXXX,XxXXXX,XX"
と記述することになりますし、
boot:linux ide2=XxXXXX,XxXXXX,XX ide3=XxXXXX,XxXXXX,XX
でも同等の結果となるはずです。
#共有IRQでも最近のカーネルは問題なかったと思います。
#ただ、IOAddressは各IDEDrive毎に要求されます。
こうすることで、通常のATA133として認識できるはずです。
これをしないと、Promiseコントローラを会した
擬似RAIDドライブへのアクセスとなるため、
SCSIoverIDEに似た扱いになるはずです。
因みに、Xには以下の値が入ります。
====/proc/pciのうち、promiseの部分====
Bus N, device N, function N:
Unknown mass storage controller: Promise Technology Unknown device (rev
N).
Vendor id=N. Device id=N.
Medium devsel. IRQ XX. Master Capable. Latency=N.
I/O at XxXX00 [0xXX01]. ...(ide2-1)
I/O at XxXX00 [0xXX01]. ...(ide2-2)
I/O at XxXX00 [0xXX01]. ...(ide3-1)
I/O at XxXX00 [0xXX01]. ...(ide3-2)
I/O at XxXX00 [0xXX01].
====/proc/pciのうち、promiseの部分====
ide2=(ide2-1)XxXX00,(ide2-1)XxXX02,(IRQ)XX
ide3=(ide2-1)XxXX00,(ide2-1)XxXX02,(IRQ)XX
横道にそれますが、ここでide0=... ide1=... と書き換えると、既存のstandard IDE
が上書きされて、
Promiseがstandard IDEの代わりに呼び出されるはずです。
#つまり、hda,hdb,hdc,hddとなります。
Linux全般ですが、Promiseを通常のIDEとして使用するときは、
直接、IRQとIOAddressを指定して、アクセスしないと駄目っぽいですよ。
#モジュールロード又はパッチをあてて、Promise語を使えるようにすることも可能な
はず。
#ただSlackware系のドライバはまだお目にかかったことはありません。
まあ、そんなわけで、パーティショニングと認識まではできても、
マウントやインストールの段階で、ヴェリファイエラーとなるようですけど。
私もあんまり経験はないので自信がありませんが、ご参考までに。
私の環境では、PCI版ですけどね。
on board版もPCI版もコントローラはおんなじじゃなかったかな。
最近のカーネル及びliloは、promiseをサポートしていると思いますので、
最初のインストールのブートパラメタで、
boot:linux ide...
としてやれば、インストール完了後はちゃんとIDEとして認識するのではないでしょ
うか。
#すみません、私は、2.0.xxのころのカーネルで入れてます。
#最初のブート時だけは、偽IOAddressをつかまされたような気がします。
余談ですが、同じIRQでCDとHDDが混在すると多少遅くなるような気がしますので、
別のIDEコントローラにつないだほうが吉です。
ではでは。
齋藤哲
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