[plamo:00926] Re: HELP libc6 install

[KOJIMA Mitsuhiro]

From: Isaku Amari <amari@msd.intec.co.jp>
Subject: [plamo:00849] HELP libc6 install
Date: Fri, 8 Jan 1999 17:19:48 +0900
Message-ID: <199901080818.AA00193@gw2001.msd.intec.co.jp>
> 
> 現在　FMV-133 MEM64M,HD1GにSoftware Design 12月号付属のPlamo1.3をインストールしました。
> 
> インストールパッケージはお勧めパッケージセットを使用しました。
> 
> glibc2の開発環境をそろえたく、
> ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Plamo-1.3/contrib/Glibc2/
> からglibc2.tgz,libc6.tgz,gcc,tgzを落としました。
> 
> glibc2,gccはうまくinstallpkgでできたのですがlibc6はうまくいきません。
> インストール時のエラーは、途中から/binrm,/bin/cp,/bin/chmodがみつからないというメッセージがでます。

ちと勘違いで libc6.tgz は、そのままでは SD 12 月号の付録の Plamo 1.3 
には対応していませんでした。

# ld-linux.so のバージョンを間違えていたもので、、

libc6.tgz を展開すると、install/doinst.sh というファイルが出てきますが、
このスクリプトの最後の方で、

cd lib
  if [ -f ld-linux.so.1.9.9 ]; then
    rm -f ld-linux.so.1.9.9
  fi

  if [ -f libdl.so.1.9.9 ]; then
    rm -f libdl.so.1.9.9
  fi
cd ..

こういう処理をしている部分があります。この処理をすると Plamo 1.3 で使っ
ている /lib/ld-linux.so.1.9.9 が削除されてしまい、

> 例：
> /sbin/installpkge: /bin/cp: No ssuch file or directory
> 
> これが出力されると、これ以降コマンドを受け付けなくなり(No ssuch file or directoryと表示され)、

このような症状になってしまいます。

\begin{言い訳}

Java がうまく動かないという問題があったため、以前のバージョンでは 
libc6.tgz の中で /lib/ld-linux.so.1.9.5 をインストールしてから 1.9.9 
を削除するような処理にしていたんですが、1.3.1 でははじめから 1.9.5 に
して libc6.tgz から 1.9.5 を削除したのに、1.9.9 を削除する処理を残した
ままになっていたのが敗因。

\end{言い訳}

今、修正版を linet に上げておいたので、こちらで試していただくか 
installpkg などでインストールせずに、手動で libc6.tgz を / で展開し、
/install/doinst.sh の中の上記の ld-linux.so.1.9.9 を削除している部分を
コメントアウトしてから sh /install/doinst.sh を実行してもらえば何とか
なるんじゃないかと思います。

なお、ld-linux.so.1.9.9 を削除してしまった場合ですが、インストール用の 
FD で立ちあげて、root で login し、Plamo の CD-ROM を入れて

# mount /dev/hda2 /mnt    <cmt> この例では /dev/hda2 に Linux の / があるとします。
# mount /dev/scd0 /cdrom  <cmt> 同様に CD-ROM は SCSI だとします
# cd /mnt
# tar xvzpf /cdrom/plamo/a1/ldso.tgz
# sh install/doinst.sh

で復旧すると思います。単に HDD の / パーティション上に ldso.tgz を再展
開しているだけですが。

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こじま