[plamo:26099] GPL (e: Plamo 各パッケージのconfigure のオプションを知るには？)

[Hiroshi Futami]

ふたみなのです。

From: kishida <mkishida@fecsi.furuno.co.jp>
Subject: [plamo:26097] Re: Plamo 各パッケージの configure のオプションを知るには？
Date: Fri, 12 Aug 2005 19:33:01 +0900
Message-ID: <42FC7ADD.4090904@fecsi.furuno.co.jp>

mkishida> > mmj_aos> 当該ＣＤの持ち出し、複写を厳禁し、当該固
mkishida> > 有特定機以外での利用を禁ずる。
mkishida> >  当該CDの中に、GPL由来の物が含まれている場合には、
mkishida> > 第三者が複写を要求することが可能。
mkishida> 
mkishida> 第三者って書いてありましたっけ？
mkishida> 
mkishida> 「・・そしてこの契約書の複製物を『プログラム』のいかなる
mkishida> 受領者にも『プログラム』と共に頒布する限り、あなたは
mkishida> 『プログラム』のソースコードの複製物を、あなたが受け
mkishida> 取った通りの形で複製または頒布することができる．」
mkishida> 
mkishida> 受領者以外にGPLの契約書が行く事は無いはずですが，，

 もし、それが可能であれば、甲はGPL派生物を乙のみが使用可能とする
契約を結ぶことができますよ。ということで、3.bに

    変更したか否かを問わず、凡そ「プログラム」又はその一部分を
    内部に組み込んでいるか又はそれから派生した生成物を領布する
    場合には、その全体を本使用許諾の条項に従って第三者へ無償
    で使用許諾すること。

というのがあります。つまり、GPLで配布されるプログラムの作者は、
そのプログラムを使っていない人にも自分のプログラムを配布する
権利を有しており、その権利を勝手に制限することは許されない。

GPL派生物を含むCDを契約者以外には複写させないという行為は、GPL
に明確に違反する行為であると考えます。

# ただし、GPL派生物を利用して、非GPLな物を作ることも可能であり、
# この場合はGPLの適用は受けません。PS2のゲームソフトがGCCでビルド
# されているからといって、ゲームの購入者以外が自由にコピーできる
# 訳ではない。

-- ふ