[plamo:29001] Re: mount usb root-fs

[OHNO Tetsuji]

ohno です。

On Sat, Mar 08, 2008 at 02:10:17AM +0900, cho wrote:
> choです。
> #なんかしつこい奴になってるっぽくてすいません。
> #決して悪意はありませんので。

大丈夫です (笑) 。私のほうこそ無愛想で申し訳ありません。

> やはりそうなんですか。
> 私もwebにある情報を見た感じ、なぜかみんな「initrdを使う」という方法なので
> なぜなんだろうと不思議に思っていたので。

rootdelay を知るまでは私も init の中に sleep 入れたりしていました。
多くのディストロで initrd を使うというのが標準的な配布方法なので、
そうなっているのでしょうね。

> 御使用のkernelのVersionによるかと思うので一番良い(使える)かどうかは判り
> ませんが、
> 私は kernel option で rootwait を使ってます。(2.6.23.x以降?)

おお、そんなものが。ありがとうございます。

うーん、2.4.29 の Documentation/kernel-parameters.txt には書いてない
ですね。ちょっとググってみると "root fs が出現するまで無期限に待つ"
オプションだそうで。なかなかいいかんじです。

# ちなみにググった件数を見ると
# rootwait 約 700 件
# rootdelay 約 13000 件
# ということで、rootdelay のほうが見つけやすいことが判っていただけるかと
# 思います。

> せっかくなので、私のUSBに関しての認識に勘違いがあればご指摘ください。

サクっと省略してしまいますが、私の認識も同様です。

> ・plamoの場合、installでいきなりこの方法がとれないのは、標準kernelのUSB
> (-disk)関連
>  がmoduleになっているから。 (使ったことないのですがおそらく多くの他デイ
> ストロも)

そうですね。各種 chipset をフォローする必要性からでしょうか、大抵 module 
になっていますね。そして、一部のユーザ以外はカーネルを再作成することもな
いとの認識なのでしょう。となると initrd で解決、といった手段になるわけ
で。
私も自分で kernel を作る時には、ディスクドライバと ext3 ぐらいは入れて
おきます。いろいろ簡単ですし。

rootdelay を使うようになったのは、やはり rootwait のようなのを知らなか
ったからですね。そういうオプションがあるのではないかと疑ってはいたの
ですが、見つけきれませんでした。

時系列で言うと、
1. usb memory を root-fs にしたいが、usb の認識が間に合わない
2. initrd なら remount するらしいから、そこの init で sleep 入れれば良い
3. 実は rootdelay があるらしい
というかんじです。


同様に HDD 起動と組み合わせることで、CF を root-fs にしたりもしています。
ノートパソコンですけど。
次は (手に入りやすくて速くて容量もでかい) SD だ、と思っているのですが、
最近安定してきたとはいえ、まだちょっと怖いですね。


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大野 哲二  OHNO Tetsuji
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