こじま@全くの当て推量、です。
From: tsuchiya@xxxxxxxxxxxxxx
Subject: [plamo:32433] boot test img(Re: Re: Plamo 7.0b1 GA-G31M-ES2L)
Date: Fri, 15 Jun 2018 19:32:39 +0900 (JST)
PCですが、Asrock AB350 Pro4, Ryzen 1600, Memory 16GBというものです。
MBのBIOSバージョンは最新のP4.70になっています。
テスト結果ですが、
boot_tst_01.iso
plamo-7.0_x86_64_01.iso
の両方ともkernelに処理が渡った直後に
Kernel panic - not syncing: timer doesn't work through Interrupt-remapped IO-APIC
というメッセージでハングアップしました。
このメッセージだけに反応しますが、
最近のカーネルでは clocksource 回りの仕様が変っているように思います。
clocksource はカーネル内部のタイマーが依拠するハードウェア的なタイマーで、現在、何を使っているかは
/sys/devices/system/clocksource/clocksource0/current_clocksource から、
どういうハードウェアタイマーが利用できるかは、
/sys/devices/system/clocksource/clocksource0/available_clocksource から得られます。
手元のマシンだと
$ cat /sys/devices/system/clocksource/clocksource0/current_clocksource
tsc
$ cat /sys/devices/system/clocksource/clocksource0/available_clocksource
tsc hpet acpi_pm
どのタイマーを使うかは、起動時パラメータの clocksource=... で指定できるので、
これを hpet や tsc にしてみたら何とかなりませんかね?
# jiffies というのもありかも
コードを読んだわけではないけれど、clocksource を指定しないと、
起動時に acpi_pm -> hpet -> tsc と順に試して精度の高いものを選ぶ、みたいになっていて、
上記エラーメッセージはそのうちの acpi_pm が引っかかってる気がするので。
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こじま
色々試したところ、BIOSバージョンをP2.50にダウンしたところ、上記のブートイメージ
両方ともちゃんと起動できました。
インストールを終えた後HDDからの起動も問題ありませんでしたが、BIOSをP4.70に
するとHDDからの起動も上記Kernel panicが出ました。ということで、Asrock AB350 Pro4の
BIOS P3.0以降は、Plamo用にconfigしたカーネルとの相性が悪いようです。
P2.50 BIOSでもSATA接続のDVD-RWドライブが認識できないという別の問題も出ています。
尚、追加でテストしたところ、Plamo-6.2インストーラでは、BIOS P4.70, P2.50の両方とも
起動は出来ました(何度かレジスタ/スタックダンプが表示されたので不安定ではありますが)。
SystemRescueCDの最新版は問題なく起動しました。時間が取れれば、他のディストリの
インストーラも試してみるのですが...
何かの参考になれば幸いです。