[plamo:32496] Re: plamo7.0インストールお試し

[KOJIMA Mitsuhiro]

こじま＠きちんとスレは追えてないけど、、です。

From: Chie Nakatani <jeannechie@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [plamo:32488] Re: plamo7.0 インストールお試し
Date: Tue, 03 Jul 2018 12:48:51 +0900 (JST)

> plamo7 の　USB ディスクへのインストールの件です。
> ディスクをはずしてインストールは完了しても
> 再起動させると　kernel panic で停止してしまいます。

ここの "kernel panic" というのも実は2通りあって、
一つはカーネルが root fs を見つけられない場合、
もう一つは、カーネルは root fs は見つけたけれど、
/etc/fstab の設定がおかしくて以後の処理が行えない場合です。

前者のカーネルが root fs を見つけるかどうかは、
grub.cfg の root="..." で決まり、この部分は grub インストール後の
"パーティションの UUID に変換しますか？"で yes を選ぶと、
root="/dev/sdb1" とかが、root=PARTUUID="2584d52e-c270-4f2e-9647-f430b668de3e"
みたいに変換されます。

この PARTUUID は、HDD のパーティションごとに一意に決まる数値なので、
HDD の認識順とかが変っても影響されません。

一方、/etc/fstab では、従来の /dev/sdxx の指定を使って

/dev/sda5       swap        swap        defaults   0   0
/dev/sda6       /      btrfs        subvol=vol06  1   1

みたいになってるので、こちらは HDD の認識順が変ると
正しく認識できなくなることがあり、外付けUSB HDDにインストール
した場合など、インストール時は /dev/sdb と認識されてたのが、
再起動すると /dev/sda になる、みたいな現象が起きてるのではないか、
と想像しています。

前者の grub.cfg が原因の場合は、インストール時の "パーティションのUUIDに。。"で
yes にしてもらえば解決すると思うけど、後者の /etc/fstab が異なっている場合は、
いったんインストールメディアで再起動して、

# mount /dev/sdb1 /mnt
# vim /mnt/etc/fstab

で /dev/sdb1 を /dev/sda1 に修正する、みたいな処理が必要になります。

一応、/etc/fstab の設定も HDD の認識順に依存しないよう UUID ベースに
変換するようなスクリプトも考えてはみたのだけれど、
Plamo-7.0 のインストーラには仕込めなかったので。。

#!/bin/sh

parts=`gawk '/^\/dev\//{print $1}' /etc/fstab`

cp /dev/null /tmp/fstab_conv.sed
for i in $parts; do
    if [ "$i" != "/dev/sr0" ]; then
	uuid=`/sbin/blkid | grep $i | sed "s/ /\n/g" | grep '^UUID="'`
	echo "s@$i@$uuid@" >> /tmp/fstab_conv.sed
    fi
done

sed -f /tmp/fstab_conv.sed /etc/fstab > /tmp/fstab.new
# mv /etc/fstab /etc/fstab.old
# mv /tmp/fstab.new /etc/fstab
# rm /tmp/fstab_cov.sed

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こじま